きっと 年齢的なものなのでしょう。
これは 不思議でしかない。
若い頃にはまったく味わえない感覚
常に新しいものが欲しかったし
新型がでれば、旧型はもう興味がなかった。
それが
いつからか、「懐かしい」と感じるようになり
さらには
感慨深く眺めるようになる。
決して余裕ができたわけじゃない
前へ進む速度が遅くなったのだと思う。
きっと この感じは 歳追う毎に増していくのでしょう。
40年前からずーっと使い続けているストーブ
この味わいだけは どんな新型にもまねできない。
そして使い続けた人だけが感じることができる味だ。
が、しかし
それはドラマの中の話であり
実際には
本人は何の拘りもなく、タイミングさえあえば平気で新型と入れ替え、古いのはさっさと処分して
「やっぱり新しいのは燃費いいなぁ。」とか
「全然匂いしねぇなぁ」とか
それが現実だったりする。