こちらはインタークーラーにNOSを吹きかけるキット
巷では NOSは青タンク NXは白タンク VENOMは黒タンク のイメージですね。
NOSはナイトラス オキサイド システムでNOS
NXはナイトラス エクスプレスでNX
どれもGASの成分に変わりはありません。
タバコの火に向かって噴射するとタバコの火が強く燃えます。
火炎放射器とか大爆発のイメージがあるかもしれませんがそれはニトログリセリンです。
NOSはマイナス60°のガスで、燃焼室に入る事によりタバコの火同様 爆発が強くなる。 基本的にはこれだけです。 (約300℃で窒素と酸素に分離される。)
加給がかかると爆発が強くなるわけで、加速イメージは似ています。
あとは加給機同様 燃調が要になります。 ブースト2kかけて燃料が足りなかったら一撃ですよね。
NOSがアメリカで盛んなのはV8のようなドデカイバルブにドデカイ燃焼室と相性が良いから。
フルノーマルのマスタングにNOSだけ吹いてランサーエボリューションをぶち抜くわけです。
VENOMではHRDでGX71の1GGフルノーマルに装着し250PSまでだしました。
考え方としては200万かけてフルチューンのエンジンを作るのか、 15万円でフルチューンと対等に勝負するのか。
話がそれました。
今回のキットはインタークーラーにNOSを吹きかけて吸気温度を一気に下げるシステム。
吸気温度は非常に重要で 何故インタークーラーが必要なのか? そう、吸気温度を下げるため。
DRAGではスタート20度の吸気温度でもゴールでは80度以上になってしまう。 これはインタークーラーを装着しての話。
吸気温度がこれだけ上がれば当然入る燃料の量は制限されてしまう。
だからI/C NOS。
スイカ実験っていうのがあった。
1.冷凍庫に15分
2バケツに入れて水道水で流しっぱなしで15分。
3.濡れタオルをかけて扇風機で風をあてて15分。
結果、1.2が 5度ほどしか下がらなかったのに対し、 3.は15度も下がったのだ。
これを使わないのは損じゃないか?
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