不便に思っている人が絶対にいるんです。

仕事柄、色々なショップさんにお邪魔するので商品化の前にまず意見を聞いてみます。

牽引フックと牽引フックを繋いで不動車を押せる棒って、あったら便利だと思いませんか?

牽引フックと牽引フックで? 全員集合で押したほうが早いんじゃない?

いやいや、3,4人で押しても結構疲れるでしょ? いつも3・4人いるとは限らないし。

速攻で曲がるんじゃないの?

いやいや、それは曲がらないように作ればいいじゃないですか?

そんなもん売れないよ。

えぇー?まじっすかぁ・・・ 



そんな会話からもう3年以上経ちました。

自分が使ってみて便利だったから絶対に必要な人が沢山いると思ったのです。

話の始まりは南区のウィンディーさんにお邪魔中、 PITに不動車を入れるときウィンチが切れ掛かって大変だった。 という話から。







その頃不動車移動の為「ゴーレンチ」なる商品を販売していた。

ゴーレンチは事実上RVクラスの大型車は重くて動かせない。

これじゃぁ売れない。

現車はラングラーでヒッチメンバーがついていた。

あそこの部分を押すことができれば、ウィンチが切れる心配もない。

当事はタイヤを挟んで押すという強行策もあったが、タイヤが簡単に落ちるし、タイヤの跡もつく。

こことここを繋いでパイプを使えば・・・・

で、押す棒さんを思いつき、その足で鉄パイプを買いに走り、ウィンディーさんへ戻ってその場で溶接依頼。

試作品はガス管でした。(見事に曲がりましたが・・・)

後日、自分の工場へ戻り、34φで試作。

実験。

良い!

これは売れる!

早速案内して回る。

手当たり次第に車関係のお店へ飛び込んだ。

これがまた意外に売れる。

第2LOTはスカイレーシングさんで製作。

スカイさんのTIGのうまさも定評があります。

第3LOT  第4LOTと増えていき、第5LOTからリップを交わせるように30度の角度を設定。

と同時にパイプ径アップ。



先日買っていただいた、長崎のお客様

こういうブログを見るとテンション上がるんです。

ありがとうございます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/439868/blog/16919784/

 
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