良いものが売れるものとは限らない。

高けりゃ売れないし、

ダサくても売れない。

安くてよいものが一番売れる。

携帯電話に代表されるように、営業サイドでは薄くて、軽くて機能的で。を要求する

一方、技術サイドでは勝手な事を言うな。そんなんじゃ壊れやすくなる。と反論する。

ユーザーが求めている最高な商品は この両方を兼ね備えたものとなる。


溶接をしていて、波目の綺麗な溶接跡。 職人から見れば、凄くうまい!これは凄い!と高評価。

しかし、一般の人が見ると なんか、ボコボコしてて・・・・ツルンとしたほうが綺麗。

どちらの気持ちも理解できる。

Rのきついパイピング。

1.0Rとか高い曲げ材を使用すのもありですが、蓮切りで製作します。
SBSH0695_2.jpg


















絶対に溶接跡が残りますよね。

綺麗な等間隔の見事な波目を残しても、一般のひとは認めてくれません。

(まぁ、そんな見事な腕は持ってないんですが・・・)

強度が落ちてもツルンッとしていた方が高評価なんです。

つまり、こういうことでしょ?
SBSH0692_3.jpg


















溶接が剥がれない程度に徹底的に磨きます。

強度が下がりますので職人さんは嫌がりますが、こっちの方が売れるんです。

非常に面倒な作業ですが、やってればいつか終わります。


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