フロントへ移りまして
H150の1巻きカットの状態
一度ストラットをはずしてラバーブーツを外します
あ・・・・
バンプストッパーが粉々に・・・・・
元に戻してシャフトの根本にタイラップ
リフトを降ろして1G状態で何所まで沈むか見ます
有効ストローク160mmの純正ショックが
残り70mmまで沈み込みました
現在バンプストッパーなしなので
50mmのバンプストッパーを入れると
事実上20mmしかストロークしない・・・・
これを踏まえてストラットの短縮、ショックの選択 をしていきます
バネは200mmを予定していましたがタイヤとのクリアランスで150mmにしようと思います。
さて
ペッタペタの地を這うような車高調を作るならAE86、GX71用超ショートストローク270mmケースがお勧めですが
130Zはそこまで下げません
あくまでも最低地上高9cmを確保しながら丁度良い車高と硬さとしなやかさを求めます
TRDの92ショートが長さ減衰力共に良さげ。
このタイラップが1Gストローク位置でその位置からのアッパーマウントの位置がここだから・・・
アッパーシートがここで
1G状態よりもすこし伸びなくちゃ突っ張るから・・・
ケースは40mm短縮します
アッパーシート、ベアリング、アッパーマウントがTRDショックM14に問題なく装着できることを確認してショックをばらしましょう。
なんと驚き! 本当に純正ショック。
ストラットケースにTRDショックを入れて奥行きを確認します
問題なければ純正のスプリングシートを切除します。
プラズマが楽ですがグラインダーでも大丈夫
雑にカットしても大丈夫
なぜなら
残った部分をカットして40mm短縮しますから
純正のスプリングシート部分だった溶接跡を約40mmカット
短縮して溶接します
車高調ネジ部を溶接する前に、一度現車に合わせてクリアランス、バネの位置等確認します
足の長さは問題なさそう
タイヤとのクリアランスは自由長200mmのバネでギリギリ
これを自由長150mmにして逃がそうと思いましたが 実際に組んでみると車高調ネジ部が上に上がりすぎてストラットケースからはみ出てしまうので、クリアランスギリギリながら200mmで進めます。
車高調ネジ部の溶接位置が決定したら
外して溶接して錆び止めして乾燥
最後に
バンプストッパー装着
アッパーマウントがベアリングでしっかりと回り、動きに無理が無いことを確認して完成です。
比較
合わせて反対側にかかります
パイプに垂直な線を入れるのは紙を巻くのが通
右側と同じだけ切詰めます
大事なのはここの溶接
回転する部品ではないので、そんなに精度を必要としないのですが
雑すぎると ショックのシャフトが擦れたり
リングナットが締まらなかったり
車高調のネジ部がまっすぐ入らなかったり します。
一応まっすぐに溶接しましょう
溶接した部分は錆びやすいので、塗装しておきます。
あとは
ロールセンターアジャスターを入れて完成です。