ピットに戻るたびに誰が何と決めることもなく
誰かがタイヤを用意し
誰かがトルクレンチを用意し
誰かがエアゲージを用意し
誰かがジャッキを用意している
誰かがエアーどうする?
誰かが7とか8とか答える
練習走行では
誰かが右のローターを交換し
誰かが左のローターを交換し
誰かがアライメントを調整している
アライメントも
誰かが1とか2とか言って勝手に進んでいく
私は何もしない。
一切何もしない。
見ているだけ。
変に手を出す方が邪魔になる。
それぐらいみんなの息が合っている。
実際、途中のピットインで空気圧とナットの緩みを確認し
右後輪の空気圧の低下を課長が発見し、すぐさまタイヤ交換した。
他の3本に比べて1本だけ0.5下がっていた。
非常に単純な事ですが
5時間耐久の途中で0.5下がっていたということは
1.0もしくは1.5下がってもおかしくないということ。
つまり
エアーチェックをしていなければパンクしてコース上でタイヤが外れてリタイヤの可能性は十分にあった。
ホイールナット、空気圧、ブレーキパット残量、見事なチームワークでした。