以下 日刊自動車新聞より
国土交通省は24日、交換用マフラーの認証(事前性能確認)制度の導入やハイブリッド車用の新たな騒音試験法、騒音レベルを変更できる構造の禁止などを盛り込む自動車マフラーの規制案を発表した。
7月25日まで一般からの意見を募集、寄せられた意見を踏まえて、年内に関係告示などを改正する。2010年4月から新たな規制を適用する。
2008.6.25
2010年4月・・・再来年の4月。 すぐですね。
JASMAとの絡みも大きいのでしょうがどうなることやら。
騒音レベルを変更できるとは、APEXのECVだったり、インナーサイレンサーだったりがNGになるということでしょう。
レースにおける専用マフラーは全然問題ないわけですが、一般にストリートユースでのマフラーは厳しくなるかもしれませんね。
まったく個人的な意見ですがもっともっと厳しくなったほうがいいんです。
昔はマフラーを交換している事がステイタスだったんですから。
100人の車好きがいて10人がマフラーを交換しています。
残る90人は交換したいけど車検が・・・・とか お金が・・・とかで我慢するんです。
だから交換している10人が優越感というのか満足感というのかを味わえるのです。
それが規制緩和で車検は通るし安売り合戦で安いしって事でネコも杓子も(しゃくしってこれでいいのか?) マフラー交換。
優越感もなにもないでしょう。
最近の若者はスカイラインを知らないなんて聞きますが、それは事実で、納得できます。
それはそれとして、車は楽しいのも事実。 感動、ドラマ、興奮があります。
自分でマフラー交換をして、音が変わっただけでひどく嬉しかった事を覚えています。
免許も無いのに勝手にタイヤ交換をして、貫通ナットのテーパー部分をすべて外側に向けてタイヤ交換した事もあります。
今ではそれが酒の肴なわけです。
まったくの無知でエンジンを降ろし、違うエンジンを積んだもののエンジンがかからない。
無知だから何故かからないのかもわからない。 しょうがないので聞いたり調べたりしてかかったときの感動。
初めてエンジンを組んでエンジンがかかった時の感動。
納車の日に喜んで峠へ出向きその日にサイドステップごと縁石に持っていかれた消失感。
初めてベーパーロックを体験しオロフレ峠の下りで死に掛けた緊張感。
チンチンに熱くなったエンジンのラジエターキャップを開けて大火傷を負った事件
支笏湖の下りでひん曲がったロワアームを直そうとしてタンクローリーにワイヤーロープをくくりつけ勢い良くバックした瞬間ロワアームではなくタイロッドにワイヤーをかけてしまいトーが90度ぐらいついた二次災害。
自慢のSA22Cブリッジで敵はBNR32だ!と豪語してぶっ飛ばしている俺の横を抜いていくAE86を見たときの挫折感。
規制がどうのこうのはいいんです。 車は楽しいのですから楽しみましょう。
あの頃の興奮を忘れていませんか?
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