それは兄のタイヤ交換をしているときだった。

林田の工場は道路まで約50mほど道がある。

この道が砂利道のため車高の低い車には非常に辛い。

マフラーの音で工場内に居ながらニャンコ先生のBMの音だとわかった。

音が近づいてくる。

横に居る兄がこう言った。

「あの車壊れてない?」

兄はお世辞にも車に詳しいとは言えない。

そんな兄が「壊れてないか?」というからには何かある。

シャッターの入り口から顔をだしてBMWに目を向けたと同時に視界に飛び込んできたのは

モックモクと白煙を上げるBMW M3

そして クーラントの甘い香りがあたりを包み込む。

ゲッ! 逝ったか? NOSでガスケット逝ったか?

普段慌てない自分もさすがに慌てた。

ニャンコ先生!NOS吹いた?

いや、今日は吹いてない。

何処から白煙出てました?

そこ。


と指差したのは林田工場の入り口だった。


そこで腹下をガンって打ったら 一気にスモークかかった。

えぇー?

どれ?

あーあーあーベッチャベチャ。クーラントまみれ・・・・




SBSH0979.jpg



















ラジエターアッパーホース破損。
SBSH0980.jpg



















でもガスケットが抜けた可能性も捨てきれない、なにか衝撃による破損だという証拠がほしい。

なにかないか・・・

!ラジエターファンが破損してる。

ファンシュラウドには新しい傷。

よし。間違いない。入り口でフロントヒットしたことによりラジエターとエンジンが動いて破損。


ラジエター交換でーす。


といいつつも、水を足して泡確認。

大丈夫。

ちょっと走ってみましょう。

その後、

NOS噴射しても大丈夫。

よかったよかった。

ん?

良くないか?


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